当院は矯正専門院です。
まず初めに矯正とは?
正しい位置に戻す力や癖をつける継続的な施術やトレーニングの事を指します。
故に単発の施術やトレーニングでは矯正とは呼びません。
世に普及しているもので言えば、歯列矯正や側弯症の矯正、筋肉トレーニングやダイエットなどもその部類となります。
そしてこれら全てに共通するのが後戻りや放置すると悪化する可能性を秘めています。
悪化すると見た目(審美性)だけでなく身体のあらゆるところに症状を引き起こします。
ですので矯正とその後のトリートメントは欠かせません。
一生通い続けなければならないことはなく、セルフケアの知識と正しい体操や癖の習慣づけが出来ていれば通われなくても可能となります。
当院はそのような方にも矯正を行っていくにあたりバックアップ体制を取り、ノウハウをお教えしています。
いつかやろうではなく、ここたどり着いた機会に是非一緒に矯正を始めてみましょう。
当院は検査分析から違います。
歯科院のレントゲンを撮る際(歯列矯正時)に使用されるセファロスタンドで頭部を固定、頚の傾きを無くし、患者に対し平行かいつでも同距離、同環境で検査分析、比較が可能な医学的エビデンスのある装置を使用しています。これは歯科医院を除けばこの業界で、日本全国当院を除いて1軒しかありません。
また分析法は歯科矯正で使用される計測点並びに計測線、角度、基準値を基に骨格的な顔面のタイプなどの診断も行います。
頭蓋骨唯一の可動性を持つ顎関節から歪みを正す。
頭蓋骨15種23個(舌骨を含む場合)ある中で唯一の可動性を持つ顎関節(下顎骨)の開閉のパワーコントロールによってお顔を誘導します。下顎骨以外の頭蓋骨が殆ど動かないのは医学的に言われ、実際にご自身ではっきりとわかるほど動かせるか?これがエビデンスです。
顎関節は食べたり、喋ったり、一日1000回以上は動かし、噛む力は最大でご自身の体重分ほどの力を持ちます。故にこの力が偏っているとお顔は歪むのです。
しかし単に左右どちらかで噛むなどの単純な話ではありません。
開口や噛み合わせにはいくつかの視点によって分類がなされます。
・アングルの分類
・不正咬合
・犬歯誘導、グループファンクション、フルバランスドオクルージョン
・歯の接地点
・ポッセルトフィギュア
そして現在全身咬合という考えも広まりつつあります、これは簡単にいうと姿勢や身体の歪みが噛み合わせに影響するといった先進的なもので、アメリカでは既に歯科医師とカイロプラクティックやオステオパシーの方がタッグを組み、全身から治療していくシステムもあります。
当院で歯列は治せませんが、紹介出来る歯科もございまして、このような考えとシステムを行っています。
軟部組織を整える。
軟部組織とは筋肉や脂肪などの柔らかい組織です。もっと簡単に言うと骸骨に無い物、骨の上に乗っかる全ての組織です。逆に言うと軟部組織の反対である硬組織は骨と歯です。
つまりそれ以外は軟部組織と捉えてください。
これで何が変わるのかというと小顔は勿論、口元(口角)や頬、目の高さのズレなどが変わります。
歪みははっきり言って硬組織と軟部組織の左右差が半々、もしくは骨の左右差があっても軟部組織でカバー出来ます。また見た目は軟部組織で変わるといっても過言ではありません。
骸骨(頭蓋骨)のみで顔の系統(かわいい系、美人系、ジャニーズ系、EXILE系)などの判断は出来ません、これは身体も一緒です。
そして硬組織は外科的な処置や歯列矯正などでないと大きな変化はありません、実は逆にこれらの処置でも軟部組織の歪みは改善されないことがほとんどです。
それはなぜか?アプローチしている組織が違うからです。
口腔マニュピレーション。
当院の顔(顎関節)の施術は口腔内から行います。何故かというと顎関節に関連する筋肉のほとんどがインナーマッスルだからです。顎関節に関与する筋肉は咀嚼筋群(7つ)、舌骨上筋群(5つ)、舌骨下筋群(4つ)、内外舌筋群(8つ)の内、外側から完全に触れるのは2つと一部が2つです。※浅深層、上下頭、前後腹に分けています。
いかに内側からのアプローチが効くかお分かりいただけたと思います。
また上顎骨にアプローチして噛み合わせを調整します。下顎ではないの?下顎骨以外は動かないのでは?とお思いになられた方、下顎骨は上顎骨に合わせて収納されるように動き、上顎骨は成長期を過ぎても正中縫合の拡大や柔軟性に富む組織です。無論何cmも変わりはしませんが、噛み合わせのレベルである髪の毛一本分(0.08㎜)ぐらいは動きます。更に身体の施術も含めた全身口腔マニュピレーションが当院の噛み合わせの調整の神髄です。そしてこれは身体の知識と技術はもちろん、歯科の知識をしっかり修め、アプローチすることで初めて効果があるので、似たような口腔内施術とは似て非なるもので、唯一無二の施術です。